【両国花錦闘士】博多座で前楽と大千穐楽を観劇しました(1/27、1/28)

【ブログ公開しようと思った経緯】

どうしようもなく両国花錦闘士ロスに陥っていることをここ数日認識させられたので、自分用のメモとして残してたレポを公開することにしました…同じくロスに浸ってる人がもしいたら分かち合いたいただそれだけ。

 

そもそも両国花錦闘士の他に全会場(今舞台では明治座新歌舞伎座博多座)で観劇した舞台なんて今までになくて、当たり前に大好きだからロスに陥るのは分かりきってた。分かりきってたんだけど、日常生活で何度か両国花錦闘士を思い出す場面があってロスが爆発してしまった。

 

電車で両国駅を通ると思い出すとかありがちなものは置いておいて、つい先日堂本光一さん主演の『Endless SHOCK』の映画を見に行きました(唐突なはじまり)。

2015年の松倉くんが出演し始めた頃から毎年観劇しており、大まかな流れは把握しているので話の展開よりも映画でしか体験できないカメラワーク楽しみだな!ってうきうきしながら見続けて終盤…

夜の海(光一さんが赤い衣装で歌い踊るところ)という曲のシーンになり、

夜の海きたな…って思ってたら、

あー、、夜の海、、夜の海、、

夜乃海!!!!!!

(中村味九郎さんが演じていた力士の役名)(とんだ連想ゲームだよ)

 

終盤の儚く感動的なシーンだとSHOCKをご覧になった方は存じ上げているかと思うが、それどころじゃなく一瞬胸をロスがよぎってしまった、なんだこれ、1人映画館でカオスに囚われた私。

 

日常の些細なことから思いだしてるのただただ笑ってしまう、それほどまでに自分の中で思い入れが深かったんだなと、そんな作品に出会えて幸せだなと改めて思っています。

 

両国花錦闘士が無事に大千穐楽まで駆け抜けられたことに改めてよかった、本当によかったとただただ思うばかりです。

 

今更ではありますがとにもかくにも、こんなご時世の中みなさん健康で大千穐楽まで終えられたこと、本当に神様が味方してたとしか思えないほどの奇跡だなぁと。

たくさんたくさん気をつけて公演を駆け抜けてくれた演者さん、スタッフさんに本当に大きな拍手を送りたい。素晴らしい作品を届けてくれてありがとうございます!

 

今も劇中音楽が頭から離れなくて脳内で場面再現できる。この素晴らしい記憶を絶対なくしたくないけど人は忘却曲線に逆らえないのが苦しいところ…

両国花錦闘士に関しては他の方のブログも色々と拝見してて、このシーンあったなぁ〜!って思い出すことも多々あるので、私のレポも誰かの役にたつといいなという思いを込めて。

 

 

 【博多座千穐楽に行った経緯】

普段は関東で仕事をしてる私、大阪公演で見納めようと思ってたけど(ちゃっかり大阪にも見に行った)やっぱり見たい!博多でお祭りどうしても見たい!!!となったのでここは欲望に忠実に仕事を博多でしながら博多で2公演見ることに成功しました。それもこれも普段から完全テレワークがゆえ出来たこと、テレワーク万歳!!!!!

桜子さんの「ここからの仕事は全部名古屋でします!」を博多で実行した感じですね、桜子さんみたいに仕事ができて綺麗で魅力的な女性になりたいよ(切実)

 

 

【観劇の感想】

・1/27(水) 夜公演

・1/28(木) 大千穐楽

 

・1/27(水) 夜公演

仕事の調整をして当日券飛び込みでチケット購入した、17:30開演で17:23くらいに博多座チケット売り場到着→17:29着席というギリギリを極めすぎたスケジュール。(博多座のスタッフさんがご丁寧に案内してくれました、その節はありがとうございます)

照明と全体を見たくて3階席での観劇。

 

[感想]

・稽古場で桜子が昇龍に大きな花束を渡す前、昇龍と親方との会話中にお互いにお腹あたりを叩きまくってて笑った、あんな叩いて良い音響かせるのずるい


・お前って言いながら橋谷ちゃんの頭撫でる昇龍は妹可愛がるみたいな感じで、バイクで会いにきた桜子の頭を撫でる昇龍は愛しい人というか好きな人に触るみたいなニュアンスを勝手に感じてどっちもきゅんきゅんしてる、いやらしさがなくて爽やかなシーンにキュンを盛り込んでくるのずるい(ずるいしか言ってないな)


・桜子さんになりたい、大千穐楽まで博多で仕事したよ
やっぱり桜子イズムが好きだし、「仕事は名古屋でします!」ができるものだなと心に染みた


・語尾のニュアンスが東京大阪よりも効いてるきがする、みんな語尾のばしてみたり母音を強く言ってたりとキャラクターの感じが前面に出てた
橋谷ちゃんの「なんで」ってセリフとかまさにそんな感じだった

 

・舞台中で水飲むところようやくわかったよ原くん!!(ジャニーズweb内原くんの連載で舞台中に水を1度飲んでいると記載あり)
すっごいさりげなく飲んでた3階席正面で見たからわかったようなもので、角度的に1階席下手側、中央とかの観劇だとわからないだろうなと思った。


[照明系]

・桜子の椅子が用意された場面、宗教画みたいな絵が照明で表現されてたこれ東京公演であったかな…?芸が凝ってるって感嘆した(神っぽい男の人が動物を抱いている宗教画のような模様が床に映し出されていた)


・料亭の前では、石畳みたいな模様を照明で表現してて雰囲気でてる!!!って感動した、料亭と照明から石畳が連想された。


・昇龍の夢のシーンでは、もやもやっとした照明が好きだった、白黒の脳みそ断面図みたいなもやもや(良い例えが思いつかなくて悔しい)

 

・1月東京で初場所~のうた
(他の曲は題名と歌詞パンフにのってたけどこれはパンフにはのってない…?)

色の変化青→緑→赤→黄色

 

[舞台小物系] 

・行司に文字と絵書いているの今更ながら気づいたよ
徳永さん→区間急行(電車のマークもある)
もう1人→焼肉定食(牛のマークもある)

 
・相撲を編集部の人と見るシーン(高いところ)で取材だからちゃんと橋谷ちゃんカメラもってるのよね、ロゴが「UJIFILM」だった

 
・相撲部屋の朝稽古を見学した桜子さんが御所望の日本酒、「聞正宗」がつぼだった

 

[原くん挨拶(ニュアンス)]
カテコ4回原くん挨拶「今公演を終えてゴールが見えてきました。僕たちじゃなきゃできないエンターテイメントです。明日千穐楽ゴールテープを切る瞬間まで僕たちの応援をよろしくお願いします」

 


今日の客席の一体感すごかった、私が入った公演の中では過去一だった。
3階席にいても拍手とか笑い声が大きく聞こえてきて嬉しくなっちゃった…( ;  ; )

 

 
・1/28(木) 大千穐楽

基本的には初日とか千穐楽とか興味なく、倍率低いところでチケット取れて観劇できればそれでいい!っていいうタイプの人間なので大千穐楽入ることなんて今までほとんどなくそわそわした。前日の反省をいかして開演30分前には博多座に着いて博多座を満喫しました。

 

[感想]

・みんな言葉の語尾が力強くなるのにぐっとくるよ、しんどい。
感情のこめかたにぐっときすぎたしこれが大千穐楽なんだと痛感した。

 
・橋谷ちゃん「五穀豊穣の神は女神よ、あなたの相撲は結局女性に捧げられるの」
そのあとの原くんの表情がとんでもなく好きで。
一瞬固まって目線が強くなって、そのあとに少し柔らかく目元緩むのがとんでもなく好きなんだ。
昇龍「夜も艶やかに光って、お前らを眠らせなくさせてやるよ」
双眼鏡でがっつり表情納めしてきました。
えーんここのシーン大好き( ;  ; )何回聞いても感情が高まるしぐっとくるし夜しか眠れなくなる(?)


・shadowの歌唱シーン
いつもより徳永さんテンション高くて楽しいなと思ってたら、歌唱前にマイクスタンドに当たってマイクスタンド転倒→マイクが櫻子ちゃんの方面に転がる
お客さん笑ってたよ、櫻子ちゃんがマイク拾って良きタイミングで徳永さんに渡して
このシーン、後ろでドラムとギター(またはベース)してるのも地味に好き

 

・橋谷ちゃん、ネイルまでピンクでめっかわだった…見た感じ人差し指と中指かな、色味が少し違う様にも感じたから一色塗りではない…?(照明の加減かも)
桜子さんのネイルは赤、どっちかというと黒よりの赤な気がするイメージぴったり

 

[公演後の挨拶]
カテコ5回?かな、2回目から観客も立ち上がる。
全員一言ずつ挨拶します。


覚えてる人のみ書いていくよ
(順不同)(カッコ内は私の感想です)

・最初の人
太っててよかった〜!
(こんなん笑う、一発目の挨拶から最高だった)


・さやかお嬢さん
デブは嫌い!って毎日毎日言うのが心苦しかった、みなさん大好き!
(無邪気で超可愛い…)

 

・徳永さん
マイクスタンド倒してごめんなさい!


・大山さん
デーモン閣下役の大山です〜ようやく言えた!!!
(初見でデーモン閣下歌だけ歌ってるのか?って思ったくらいなので言ってくれてよかった、多分勘違いしたままの人いるんじゃないかというほどクオリティ高すぎたので)


・岸本くん
こんなに細くても力士の役ができました!できないことはない!
(たしかに細いよね、でもたしかに力士だったよ素敵だった…)


・根岸くん
はじめての舞台経験がこの舞台でよかった!
(やっぱり初めてだったのか、、え、馴染みまくってたしセリフに変に力入るとかなくめちゃめちゃ良かった気がするんだが、次の舞台見に行きたくなっちゃうね)


・木村さん(4役)
カンパニーのみなさんが受け入れてくれた(みたいなニュアンスだったはず)


・紺野さん
スー女でよかった〜〜〜!!!(大声)
(舞台のスー女になる〜!(クラブシーン)の倍くらい声出てて感情出まくってて最高でしかなかった、好き)


・りょうさん
ありがとうございました!
(ってシンプルだった気がする)


・伊達さん
面と向かって言ったことないけど、原くんが引っ張ってくれて助かった的なニュアンス、自分のことじゃなくてカンパニーと原くんのことを話してた


・櫻子ちゃん
(泣いてた…つられ泣いたので内容思い出せなくて苦しい…)


大鶴さん
(イケボに気を取られて内容思い出せず苦しい…)


・原くん
「色々ありました」(嗚咽、泣きそうだった)
 櫻子ちゃん、大鶴さん、りょうさんが支える
 その後も櫻子ちゃん、大鶴さんは原くんの挨拶中ずっと背中支えてた

「この公演は色々ありました。稽古中の記憶がほとんどない。稽古中の記憶がないのはプレッシャーが自分のキャパシティを超えていたから。
こんな状況でゴールできたのは奇跡以上だった。体調が悪くて来ないという判断をした方も、今までお越しいただいた方もありがとうございます。PCR検査!毎回陰性でした!!(爽やかな大声で笑った)
始まりがあれば終わりがありますが、こんなにも終わりが寂しいと思うとは。」
(後半にいくにつれ記憶が曖昧だけど、ざっくりこんな感じだったかと、キャストスタッフ100人でやってこれたみたいなことも言ってたけどどんな文脈だったか忘れてしまったのでここに書いておく…)

 

 

※私的すぎるメモ

座席 1/27 3階席正面

  →1/28 1階席前方、中央寄りの下手


3階席の時はほんとに所々セリフとか歌詞が聞こえずらかったんだけど、1階席はそれが一切なかった、あと1階席のほうが純粋にボリューム大きく聞こえるからかと思ってたけど聞きにくいと思ってたところ多分音程的に低いところだった気がするので音の性質に影響うけてるのかな、たしかに博多座の3階席めちゃ高いよね見下ろす感覚が強かった

 

 

ここまで書いて思うことはただ一つ、両国花錦闘士ロスがすごい( ;  ; )( ;  ; )
今までこんなに同じ舞台に通ったことも、舞台のキャスト全員を愛おしく思うこともなかったけど、今回は違うよ。
今までたくさんの舞台を見てきたけど、ここまで登場人物全員が好き!愛しい!って思うことはなかったので間違いなく私の中で忘れられない、忘れたくない舞台No.1です。
キャストスタッフのみなさま、素敵な舞台を本当にありがとうございました。
大袈裟ではなく、私の人生の宝物です。

 

 

最後に…

円盤化を公式にお願いした方もいたとのことで、私もお願いしようと決めました。あくまでも要望だからね…迷惑にならないようにお願いしようと思います。

 

【2/16 追記】

ご縁あって先日『Retrial:実験室』の東京公演にお邪魔しました。

距離が近くて出演者みなさん出ずっぱりの舞台でとってもとっても楽しかったです。

中盤かな、原くんの「なんだよ」ってセリフに昇龍を感じました。原くんのお芝居好きだなと改めて思いました。